遅すぎた桜花賞感想

昨日なんとなくニュース観てたら、松坂とイチローが激突してた。野球観なくなってずいぶんたつけど、あの松坂とイチローですよ!なんて言われたら、よくわからないけどなんかスゲー!!って感じで、もう野球知らないのに2秒ぐらいでテンション上がった。そのわりになんかイチローが一方的にひねられてたし、それでいて松坂もほかの屈強な外国人にはホイホイ打たれてるような感じで、微妙にモヤモヤした。そのあとイチローがあんなに抑えられたのに「大輔を覚醒させたい」とか言ってて偉そうだなあと思った笑。城島は岡島と対決して盛り上げたいとか言ってて面白い人だなあと思った。まあ野球ファンのみなさまからすれば、日本でやってるときにもっと盛り上がっとけよってなもんでしょうけど、結局アレなの?強いのが海外に流出しちゃってこくないが寂しい感じになりましたみたいな面があるの?
そういうわけで見事に桜花賞の話に移行するわけですが、3強対決というアオリだったわりに、逃げ馬の出遅れなどあり緩いペースになって、1頭は勝負に参加できなかったし、残った2頭の戦いもあれを見て天才と天才が激突!みたいな風にとらえた人は少なかったように思う。安藤先生とダイワスカーレットが普通で四位とウオッカが凡走って感じに見えて、結局どっちが強いのかはっきりしなかった感がある。いやいや決勝戦で結果を出した方が強いでいいだろというのもひとつの見方ではあるけれど、G1勝ちということなら並んだだけ。次のG1というと超長距離で適性の勝負になるわけだから、桜花賞こそが純粋なスピード能力の決勝戦として貴重な舞台であったのに、結局答えはそれぞれの心の中に・・みたいな引きでなんとももったいないなあと。
客観的に見れば、あんなのは競馬の1コマとして見飽きたぐらいよくある日常なんだけど、欲望が尽きること無い僕たちは頂上対決っていうコンテンツもたまには見てみたいギャーとか思うわけで。それと競馬予想の原点ってそれぞれが培ってきた予想法とか競馬観でこの馬は強いはずだと信じて応援したりお金を賭けたりするわけだから、G1まで行っても馬の全力による戦いがちっとも見られないってのはどうかと思うんだよね。ま、実際のところただの印象であって本当にそんなレースだったのかどうかもわからないし、どっちもかなり強い馬だってことに違いはないんだろうけど、かなりの実力をチラつかせながらいまいち生かしきれず消えていったシーザリなんとかみたいなことにならないといいなと。競馬とか野球とかみんなの平和な日々がいつまでも終わらずに続いてくれたらいいのになと。