ジャパンC感想

今日は自信の最終レースに突っ込んで死んだ。回顧もサボってるようにやる気も薄れていて、なんとかしなきゃなあとは思うものの、気がつくと真夜中になってたりしてねえ。長年競馬やってるから馬券買ってハズれるなんてことはもう数え切れないくらい繰り返してる。ドンマイドンマイ。レースは来週またあるよ。馬券買う人は毎週毎週痛みを感じなくなる訓練を受けているようなものだ。簡単にはあきらめない。現実を見ない。逆に言えばしつこくて忘れっぽい。だから、同じ過ちを繰り返すこともしばしば。でも、ギャンブルはお金の奪い合い。負けても次があるなんて考え方じゃいつまでたっても成長しないし、本来はこれが最後の勝負になっても構わないというくらいの意気込みで臨むのが本当の勝負ってもんだ。やり直せるなんてのはそれこそおとぎ話。失ったものを取り戻すのは簡単なことではないのだから。
今日のディープインパクトは日本競馬史上最強という称号を守るため、競馬を信じるファンのためにどうしても負けるわけにはいかなかった。そして、その重いプレッシャーをはねのけてきっちりと結果を出した。もっと名勝負っぽいレースを期待してたから結構地味なレースでちょっと拍子抜けしたけど、責任を果たしてしっかり勝ったことはさすがだなあというところ。なにはともあれ、今日の快勝で例の事件は水に流しましょうというムード。なにもかも丸くおさまって良かったといえば良かったけど、いつもいつもこんなにうまくいくとはかぎらないのだから、相手を舐めたり、競馬に対して手を抜くようなことが再び繰り返されないようにしてもらいたいと思います。それと競馬にかかわるすべての人が今日のようなレースでなくても、あれぐらいの緊張感と責任感をいつも持ってやってくれれば、競馬はもっと素晴らしいものになるでしょう。競馬がもともと持っている魅力に甘えて気を抜いてはいけない。