世界の文章論

今川義元の大軍を10分の1の軍勢で撃退したことがあるでおなじみのmomdo様からもトラバをいただきました。今回のmomdo様は本来の切れ味を取り戻したようで、僕の書いたことを幅広い心で泳がせつつ一歩間違うと僕が死ぬような質問でフィニッシュとはさすがです。海外競馬にあまり興味が無いので海外競馬系競馬サイトはそもそもほとんど知りません。なので、期待されているような過激な答えではありません。ひょっとしたら僕が知らないだけで該当するようなサイトがあったりするのかもしれませんが、それはこちらが意図していたわけではなく、たまたま当てはまってしまっただけということになります。驚いたことに水上学にもファンがいるみたいですから、これはもう誰が誰の影響を受けていてもおかしくない世の中なんで、海外競馬好きのなかに石川ワタルチルドレンというのも一定数存在するのかもしれません。参考までに大昔に書いたやつを蔵出ししときます。(過去記事

念のため僕の競馬観を述べておきますと、海外競馬が好きだということにアレコレ言うつもりはございません。海外競馬には海外競馬の良さがあって、日本競馬には日本競馬の良いところ、言い換えればお国柄というか向き不向きみたいなものがあるはずです。だから必ずしも日本競馬が海外競馬と一体化しなくてはいけないということはないと思うし、なにより日本の競馬は様々な問題を抱えつつも客観的に見れば順調に馬券を売っていて経営的に超優秀な競馬を運営できているわけだから、いつまでもそんなに卑屈になることはないと思う。ただ生まれが早いというだけで威張ってる人とかってみんなも嫌でしょ?笑。国際化も選択肢のひとつなら、地方競馬の問題や競馬に巣食う闇の問題の解決や改善だって選択肢のひとつです。日本の競馬の未来ために本当に意味があることは何かを考えてやってもらえれば何も文句はありません。そういうわけで、たまたまただ海外競馬に詳しいからというだけで、日本もそうしたらいいじゃんと言えばいいと思っている石川ワタルは嫌いです。
で、あくまでもこれは僕の考えであって、これが絶対に正しいんだなんて当然思っていません。読んだ人がそれぞれで考えてそれぞれの答えを見い出せばいいと思います。文章ってのは本来そういうものです。重要なのは自分で考えるということです。どれだけ人気や実績がある人であっても間違うことはあるし、momdo様の言うように時には何かよからぬ意図を忍ばせている時だってあるのです。逆に言えば、書いた人の意見がうまく見えてこないような掴み所のない文章だって別にアリなわけですよ。いいやきっとアリに違いない。むしろアリというほかない。