岩手再建案3つのポイント編

昨日の桜花賞の続きというか本編?に入ろうと思ってたけど、急遽予定を変更して岩手の話です。きっかけはさっき発見したこちらのサイト。

岩手競馬ニュース

岩手競馬に特化したニュースサイトとのことで、黒船雷電の人が岩手競馬のために立ち上げたそうです。口だけで何もしない人たちを横目に素晴らしい行動力で超感動した。もちろんこれが結果として焼け石に水で終わるかもしれないわけだけど、成果をあげて化ける可能性だってゼロじゃない。ほんとインターネッツの住人は侮れない。けれど、だからといってみんながみんな松坂のようにメジャーで活躍しろよってのは無茶な話であるから、それぞれが身の丈に合った範囲でできることがあればそれをやればいいと思う。何が世界を変えるのかは誰にもわからないのだから、無謀だろうと無知であろうと思いついたことは言ってみればいいと思うのです。自己弁護か。余談ですけど、このサイトのこちらの記事の下の方。おれトレス疑惑?おれ訴えられちゃう?

すでにりあるさんをはじめとした多くの人が指摘するようにファンが馬券を買うために必要なのは「情報」だ。そういやメダルゲームの競馬も昔はオッズと脚質くらいしか情報が無かった。とりあえず情報の強化は基本中の基本だからこれをぬかることは怠慢でしかない。それこそ思いつくことは全部やってもらいたい。
さて、ここで改めて馬券が売れる仕組みを整理してみたい。はたして何が馬券を買わせるのか。
1)レースの魅力
2)情報
3)きっかけ
簡単に言うとこうだと思う。とにもかくにも行われるレース自体が面白くなければ話にならない。ここには出走頭数等の馬資源だとかレースの体系とか質なんかも含まれる。同じメンバーが同じような条件で走りそれでいて結果がコロコロ変わるような感じでは興味も薄れるし、そんな状況ではいくら情報が充実しても使い道が無い。研究できそうな余地があってはじめて各種の情報が必要になる。そういう土台ができたうえで何かきっかけがさえあれば・・となるわけだ。それと、正直言って人が集まっていないところに人は集まらない*1。例えばドラクエとかポケモンとかはみんながやってるというムードが相乗効果を生んであそこまで化けた。まわりにやってる人がいた方が盛り上がる。そういうみんなが楽しそうにやってるという側に入らないと、そっち側の娯楽に流れる人が振り向いてこない。ひとまず、以上のそれぞれの要素についてみんなで知恵を出し合っていけば、そこからそれぞれの案を実現するためには何を変えていかないといけないかということがおのずと浮かび上がってくる。それが法制度だったり、組織だったり、システムだったりするわけだ。そこから先は運営のお仕事。ぜひとも頑張ってもらいたいですね(人任せ。
そう考えてみるといまの中央競馬ってよくできてるというか恵まれてるよなあ。競馬場とか距離のバリエーション、血統(これ地方競馬が抱えるハンデのひとつ)、レース体系、明快なクラス。資源も豊富で総合的なゲームバランスが絶妙。中央の売上減が止まらないってのもつまりゲームとして完成の域に達しているからだと思うんだよね。伸びしろがもう無いからそっから何か工夫して持ち直そうってのは難しいわけだ。ところで、僕の世代で中央競馬の繁栄に大きく寄与したものといえばダビスタとPOGじゃなかろうか。というわけで薗部神は適当でいいから岩手版のダビスタ作って無料で配ってよ!

*1:某選手権とか