ヴィクトリアマイル感想

自分は他人の意見なんぞ聞く耳持たないのに、評論を力でねじふせるのはみっともないと繰り返し言い続けるのはいい加減控えたらどうかぐらいわかりやすく書いた方がいいのだろうか…。だいたい誰がそんなみっともないことをしてるのかとかもうどうでもよくなってるしなあ笑。あ、以上自戒ね。

        1着 2着 3着
フェブラリーS  3  2  9   54210円
高松宮記念    1 13  2  546450円
桜花賞      3  1  7   12680円
皐月賞      7 15  2 1623250円
天皇賞春     2 11  4  306390円
NHKマイルC 17  1 18 9739870円
ヴィクトリアM 12  9  8 2283960円

これが今年のG1の上位馬の人気と3連単の配当なんですけど、もう無茶苦茶です。スタホとかで時間一杯使って高配当の馬券をしらみ潰しに買いまくる作戦を実行してる人はよく見かけますけど、現実の競馬ももはやそういうルーレット的なギャンブルになってきたようです。ルーレットにも心理戦的な理論があるからルーレットにも失礼かもしれん。G1だけ買うファンだって大勢いると思うけどそういう人たちはこのありさまを見てどう思っているのかなあ。強い馬が簡単に負けるのが現代競馬とはいえ、こんなんで競馬は推理ゲームとして成立しているのだろうか。お金だけでなく手間や時間をかけて頑張って予想した人ほど最近の競馬の神様の裏切りが応えると思う。実際のところはわからないけれど、どうもそういう良質なお客さんを次々と脱落させているような気がしてならない。ノーザンキッズの負け方とか。
カワカミプリンセス惨敗はそういうこともあるだろうと思ってはいたけれど、実際にこうなってみるとなんだか残念だ。諦めず外に向かった幸四郎がむしろ余計ヘグったように見えてカワカミプリンセスの代わりに叩かれてるようだけど、裏読みのボスによればそのための幸四郎起用だそうですよ。思えば牡馬とも戦うことになる以上簡単に乗り替わられるようでは困るとして幸四郎が選ばれたというのが公式発表だったけど、そもそも牡馬相手に勝ち負けになるのならトップクラスの騎手でも簡単に降りないはず。戦前の「負ける訳がない」というコメントが虚しい。同じく惨敗したスイープトウショウの池添は戦前に「自分の中では現役最強牝馬だと思っている」というコメントを出している。この頂上対決を煽るだけ煽って結果どっちも惨敗で勝ったのが成績の冴えないコイウタとはむごい笑。
思い切ったイン突きでコイウタを見事勝たせたのは関東の若手ナンバー1と称される松岡。この若き天才*1の勝利ジョッキーインタビューが全体的になんというか知力の低そうな感じでねえ。なかでも「好騎乗との声がありますが」に対して「いつも適当に乗ってるんでよくわかりませんw」みたいな答えには驚いた。まあいかにもニュータイプってなことなんだろうけど、あれじゃあ大多数のハズれた人たちが浮かばれないよな。あと松岡はひと月前ぐらいに「勝てそうだから」ということで母と祖母を競馬場に招待していたらしい。この話も戦前に出てたのかな?少なくともおれは招待されてなかったな。うん。

*1:22歳