オークス感想

さっき気がついたんだけど、福永、秋山、菊沢ってライアーゲームの主要人物の名前なのな*1。なんだよー。先週の金曜日に出た4巻も速攻でにゅうてしてたのに気づかなかったとは。秋山なんて主役の名前だぜ?主役がベッラレイアで1人気なんだから、これほどわかりやすいサインもないよな。完全に逃した笑。
ウオッカのダービー挑戦、ダイワスカーレット感冒による回避をはじめとして、桜花賞の人気馬が1頭も出ていないという異例の事態になって、これはまたしても大波乱だ、いやいやこうも荒れ続けるとそろそろ堅くおさまるはずだなど本来結果とはなんら関係無いはずの「流れ」をみんなが少なからず意識したところでフタを開けてみればどちらとも言えない微妙な結果に笑。まあどっちかというと相変わらず難しい結果が続いてるなあという印象。普通にベッラレイアと秋山おめでとう!って結果でいいじゃんねえ。これが秋山と福永の持って生まれたツキの差なんだろうなあ。秋山はテレビに映っても影薄すぎてなんか透けてるもんなあ。平田師も「巧いけど地味」とか言ってたしな笑。
レースは大方の予想を裏切って長谷川スマートストリームが飛ばして前半59秒の締まった流れ。ベッラレイアは驚愕の5番手。フローラSのように前が壁になるよりはいいという判断だろうか。結果的にこの横綱相撲が裏目に出てしまった形。いままでは能力が違うということで後方待機の大外一気だったわけだから、今回の積極策はプレッシャーに負けたというよりはG1の舞台で対戦相手をリスペクトし、そのうえで勝つために見せた男気溢れる騎乗ということでいいんじゃないだろうか。ようやく巡ってきたチャンスを生かせなかった無念さを思うと切ないね。
切ないといえば10着ザレマ武豊。アドマイヤとのお別れとか武豊の黄金時代が健坊がやたら言うようにいよいよ危うくなってきた。日曜なんて8レース乗って3着1回というていたらく。それでもザレマが2人気だったようにユタカ人気は生きている。これまでさんざんユタカ人気に挑んで玉砕してきたわけだけど、いまがユタカを切って儲ける絶好のサービスタイムだったってことになるんだろうなあ。気づいたときにはもう遅いみたいな。逃したり後悔したりが人生か。むしゃむしゃ*2

*1:ライアーゲームの登場人物の名前は競馬関係者からとっている

*2:草を食べる音