井崎脩五郎の実力

昨日はギャル曽根バキューム藤原の戦いも見応えがあったけど、スーパー競馬での井崎先生と攻めの吉田の戦いも素晴らしかった。夏競馬の暇企画として3メイン単クイズというのがあり、解説者のふたりも福原アナには逆らえない様子で無理やり予想を書かされたのだが、なんと井崎先生が3場メインの1着をすべて的中。それだけでも十分びびったけれど、そのときの井崎先生の喜びようが異常だった。なんかずっと笑ってるし。よっぽど儲かったんじゃなかろうか*1
番組の最初に、なぜか福原アナと女子アナと井崎先生は内馬場からの中継で攻めの吉田は屋内ということで、「こちらは涼しいですよー」などという一悶着があり、さすが攻めの吉田はわかってるなあと思ったものだが、井崎先生が完全的中したあとに攻めの吉田にコメント(マーメイドSの?)を求めると、カメラを見ずに「まずは井崎先生オメデトウゴザイマス」と冷たい感じで吐き捨て、「まあ人気どころとはいえ全部当てるのはなかなかデキマセンカラネ」と無表情で負け惜しみをぶつけていた笑。そういえば大昔、井崎先生と「競馬の神様」大川慶次郎氏はいつもこんな調子でプロレスしてたっけね。ちなみに大川慶次郎氏は専門紙での予想で全レース的中という快挙を成し遂げてブレイクしたわけだから、そのへんもふまえてるわけだね。よくできてる。
それと、福原アナが井崎先生の完全的中を紹介した際に、「こういうことがあるから長年この仕事を生業にできてきたわけです」と続けた。おれの読解力だとこれは、プロには強運とかここいちばんの勝負強さみたいなものがあって、ときに鮮烈な実績をあげることがあるという意味だと思ったのだが、井崎先生は瞬時に「この喜びでな」と嬉しそうに言った。つまり、綺麗に当たったときの喜びがあるから競馬評論家を長年やってこれたのだという意味だ。ああなるほどそういうふうにもとれるのか。しかもそっちの方がなんか心温まる感じだ。実際のところはこういうところににじみ出る競馬への愛情でここまでの地位を築いたんだろうなと感心した。
まあおれはやる気なくなったけどな。競馬なんてくだらない。

*1:たしか井崎先生は絶対に大金を賭けない