優先席の話

こないだ電車に乗ったらめずらしくかなり空いてて、何の気なしに優先席に座ったわけですよ。で、匂いのきついおにぎりを音を立てて食べたり、大股を広げたり、朝鮮への悪口を大声で言ったり、音漏れしたり、携帯から電磁波出したりと思う存分優先席を満喫してたのね。そしたらいつのまにか席も埋まり立っている人も結構いるようないつもの見慣れた混み具合になってやがったわけ。しかもツイてないことに俺様の目の前におばちゃんが2名。うわーめんどくせーなと脳が思うより先に身体は寝たフリを開始。
ところがさーこいつらがうるさくてなかなか眠れねーの。その会話がまた秀逸で。
「最近、足は大丈夫ですか?」
「こないだは髪の毛染めてる男の人が席を譲ってくれたのよー」
「見た目じゃわからないですよねえ」
もしかしたら寝てるはずのおれ笑ってたかもしれん。おれが心臓病とか重度のうつ病であるとか馬インフルエンザで陽性反応っていう可能性だってあるわけじゃん?もしかしたら妊娠してるかもしれないじゃん?そういう想像力が足りないよな。こういう輩を優先しないといけないつー理由がよくわからん。あの場で「小生は常識とされていることであっても自分の頭で考えて納得できないような妙なルールに従う気はありません」ときっぱり言ってやれば良かったんだよなー。そうすれば「ああ、この人はwww」と思って向こうも納得してくれたんじゃなかろうか。失敗したわー。そこまでしなかったおれってほんと優しくていい奴だなあと思った。

優先席が空いてるのに座らないで前に突っ立ってる馬鹿って何なの?
http://www.heiwaboke.com/2007/04/post_870.html