俺が正義ブログだ!
長いことネットのシーンにいて(finalventの日記) http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20071028/1193531171
さすがにいいこと言うなあ。まあ僕が長年にわたってだらだらと書いてきたことと偶然まったく同じですけどね!*1要はネットには上っ面しか見ない人がいつまでたっても多すぎるんだよね。まあそれすらもネットなんか真剣に見なきゃいけない道理は無いとか、戦略的に上っ面しか取り上げない人もいるというロジックがあるわけですけど。ただそれを差し引いてもナチュラルに誤読したり、ある出来事に対して奇怪な感想を持ってしまう人は確実に存在する。
思えば、インターネッツが画期的だったのはそのような人々を食い物にしてきた様々な嘘や情報操作を打ち破れるということを示した点ではなかろうか。ちょっと前までインターネッツはそういう話題ややり取りで溢れてたと思う。だから長くインターネッツを眺めていればそういう感覚はいやでも自然と身に付いてしまうはずで、それでもなお長老にあーいうことをいまさらはっきりと言わせてしまうあたり、定期的に新入生が補給されてるのかとも思ったり*2。
でも、ある倫理やイデオロギーを表明することで自身が正義たりえると思っている人は、私は、愚か者の極みだと思っている。
この最後の一文なんか読むと僕たち競馬ブログ界隈の人間はあの人のことだ!とか思っちゃうわけですけど、要はネットには借りてきたような安い正義を並べて悦に入ってる奴が多いんだよね。じゃあ自分はどうかと考えてみると、自分なりの理想世界を思い浮かべて他人様ともめることも多かったわけだからもちろん無実だと言い張る自信はありません笑。特に昔は酷かっただろうなあ。でもそうだとすれば、繰り返しになるけど、いまそうやって薄っぺらい正義の声をヒステリックに叫ぶ人も時がたてばいずれ大人になるんじゃないかなあ*3。
あとまあそれは間違ってるよと言うことも、それが絶対に正しいという保証はないわけだから、上っ面だけでへりくつを言えば、間違ってるとか愚かだとか言った時点で愚か者だと言うこともできる。でもそれはもちろん何の意味も無い言葉遊びであって、そういうことを言うか言わないかが問題なのではなく、肝心なのは長老が書いたようなことを知っているかどうか、あるいは考えたことがあるかどうかということなんだと思います。誰かが愚か者の役をやらないといけないときだってあるだろうしね。