どうにかしてなまけたい

電車で小耳に挟んだ話。「仕事が残ってるのに○○ちゃんは帰った!最近の若い娘ってどうなってるのかしら!ぷんぷん」まったく前後の状況がわからないんだけど、たぶん残業をしなかったってことなんだろうと予想する。帰る時間で叩かれるなんてほんと日本はどうかしてる。息が詰まる。なにか事情があるかもしれないとか、自分がそういうときには助けてもらおうとかそういうふうに考えたらいいのになあ。
そもそもひとつの仕事を何人かで同時にとりかかる場合、どうしたってペースに個人差があるわけじゃん?すると平等に仕事量を分けると終わる時間に差が出る。逆に終わる時間をそろえると仕事の量が平等ではなくなる。どちらがマシかを考えると圧倒的に前者の方がいい。なぜなら仕事のスピードが速いほど早く帰れるというのがやる気につながるからだ。後者の場合仕事が速いということが自分の仕事を増やすことになり、能力を出さない方が得になってしまう。それはそれでのどかでいいかもしれないが笑。
本来なら歩合制というかやれる人ほどよりもらえるようになれば、電車の人もぐちゃぐちゃ言わないと思うんだよね。仕事にすべてを捧げてる人もいればそうでない人もいるわけだし。まあでも能力の問題で仕事ができないのかやる気の問題で仕事をしないのかは意外と見分けられないような気もするし難しいんだろうね。
しかもよくよく考えると全員が全員デキるやつだった場合、全員プラス評価になって結局ドローになる。マイナスの人がいるおかげでプラスの人が生まれてるの。全員プラスでもそれに比例して全体の稼ぎがあがっていけばいいけど、稼ぎにだって限界ってものがあるだろうからどこかで天井に当たってだれかがあぶれる。そしてそこまでギリギリの均衡状態になってると誰かが病気になったりできちゃったりするとすぐに大混乱に陥る。まあそういうわけで全員が腹八分目で働くぐらいがちょうどいいよ。あいついなくても大丈夫じゃね?ぐらいのやつが混じってる方が実は健全な体制なのだ。だからいちいち人と比べたりしないで仲良くやろうよ。