東西金杯感想

いろいろ言いたいことあるけど落ち着いてまずは金杯から。中山金杯は大方の予想以上のどスロー。勝ったのはアドマイヤフジ。川田とアドマイヤの組み合わせといえば、消極策でやっちゃったというイメージしかなかったけれどおれが買ってないときに限っていきなりの積極策。いやがらせか。戦績をみるとここでピークを迎えた感じでこの先の扱いが難しそう。2着はまさかのエアシェイディ。ここはいかにも消しどころに見えたけど後藤の好騎乗もあって3連続好走。やはり能力が相当に高いということだろう。この馬ももう7歳。いまだに無冠とはもったいないなあ。
一方大変なことになったのがフサイチホウオー。スローの先行にもかかわらず15着という惨敗。悪いのは鮫島のような気もするけど、なんかもう逆に頑張ってほしい。人気を裏切りつづけるフサイチホウオー自身も酷いけどこっから復活したらそれはそれで迷惑かもしれん笑。
京都金杯もスロー。とてもいいレースだった。キンシャサノキセキの発射は恥ずかしい結果になってしまったけれど、脚を余すぐらいならあーなった方が男らしい。そのあとの直線の攻防は見た目にかなり白熱してた。こういう派手なレースだったら知らない人にもアピールできるんじゃなかろうか。勝ったエイシンデピュティは京都実績もある先行馬で順当。2着のアドマイヤオーラはさすがの瞬発力。前走は熱発があったらしいので反動出るかと思ってたら失敗した。こうなってみると鳴尾記念すごいな。
さて、今年からついにスタートした控除率緩和のJRAプラス10とJRAプレミアムは予想以上の効果をあげたみたいでなにより。100円元返しが原則なくなるというプラス10はいきなり1Rから勝負師たちの集中砲火を浴びて複勝で元返し発生。これは思った以上にオッズへの影響が大きく、抜けた馬がいるレースはいままでと違ってかなり熱い。特定レースで払い戻しが5%上乗せされるプレミアムの方も売上げが前年比で20%アップと大好評。おれもアホ面ではりきって参加したものなあ。ハズれたらいっしょなのに笑。しかし控除率だとかみんなあんまり気にしてないものかと思ってたけど意外とみんなスケベなのな。安心したよ。キレイ事言ってもやっぱり競馬ファンはただのギャンブラーなんだなと。