お金を払わない人は犯罪者

「お金を払う人が負け組」という状況をなくすべき--ドワンゴ川上会長、著作権問題に提言
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20370104,00.htm

リンク先の記事とは直接関係無いけど、お金を使うことへのネガティブなイメージっていうのは本当にどうにかした方がいいと思うね。簡単なところからやっつけておくと、無駄遣いっていうのはありえない。だっておかねをもらった方は儲かるわけだからちっとも無駄じゃない。お金が本当に必要なときにどうするの?っていう意味で無駄遣いというのは理解できるけどそれは心配のしすぎ。そういう貯金できるような性質の人はもともとしっかりした人間なんだから結構どうにかなると思うよ笑。
お金を使わない(貯める)ことが偉いなどという社会規範はくだらないよね。みんな真面目に働いて稼いでるわけでしょ?何のために毎日血ヘドを吐いてるのかと。せっかく稼いだのに使いもしないで将来のためとか言ってみんながみんなお互いをけん制してると、全体の状況はどんどん悪くなっていくんじゃないの?景気が悪いというのを口実にして、無駄を減らそうなどと言いながら実際企業がやってるのはどこまでがギリセーフなのかっていうチキンレース。つまり、お金を払う人が負け組の世界っていうのは、売る側からすると自分以外の誰かのお金をどうやって抜くかっていう殺伐とした世界なんだよね。お金を払うことがまるで騙されたとか奪われたみたいなことになってくる。で、買う側も搾取されまいという警戒が必要になって悪循環に陥る。
これを打ち破るにはどうせお前ら金払わないんだろというところを崩す必要がある。お金は奪われるものではなく与えるもの。いい仕事をすることが小細工に勝るという基本的なルールを取り戻さないといけない。お金を使うということにはそういう意味がある。誰に与えるか、誰を生かすのかという選択の権利があなたのお金の本質なのです。お金を使わないというのはみんな死んじゃえと言っているに等しい笑。世界を良くするために誰にでもできることはこれはいいなと思うものや人に対してお金を惜しまないこと。年収年収言うけど、どれだけ稼いでるかなんてどうでもいい。何にお金を使ったかということだけが人生のすべてだ。