高松宮記念感想

レース前はずいぶんとしょっぱいメンバーだなあと思ってたけど、終わってみれば面白いレースになったなと思う。10日間開催を意識して張り切ってローラーしたとかで雨降ってるのに1分7秒1の高速決着。追い込んだスズカフェニックスは32秒7で3着が精一杯。出遅れたとはいえ脚質や枠からこの結果は想定内というかむしろ思いのほか食い込んできたなという印象で、1人気の責任は果たしたと言える。これなら買った人もそんなに傷つかなくて良かったんじゃないかと思う。
そういえば昨日、深夜番組でバナナマン日村がダイオライト記念サカラート単勝に120万円をぶち込んでたのを見たけど、あれも多少の見せ場があって3着だからまだ良かったよね。サカラートが道中でなかなか画面に映ってこないことに対して、日村はいつもサカラートは中団からだから!と言い聞かせてた。あらかじめわかってることなら現実化してもショックは小さいよね。その点で今年の高松宮記念は人気サイドで賭けた人につまらない思いをさせるような馬はいなかったのではないか*1
そのなかにあって特に酷かったのがファイングレイン笑。最近のレースからすれば枠的にもスズカフェニックスと似たようなことになっていいはずのところを幸がまさかのファインプレー。ご存知の通り幸は無駄にイケメンで無駄に取りこぼすことで有名だったわけだけど、これじゃあ一連の取りこぼしがうかばれないよね。むしろそれで幸は駄騎手だと思ってた人たち*2は見る目の無さを馬鹿にされたようで不愉快だ笑。イケメン川田の最近の様子なんかと合わせて考えると、競馬の闇が浮かび上がってくるような気がするなあ。
もうひとつ押さえておかないといけないのはフジキセキのワンツー。ドバイでフジキセキ産駒サンクラシークが勝ってのその直後だもんなあ。中間のザ石で回避寸前の状態と言われていたキンシャサノキセキに至っては馬名もアフリカつながりでリンクしちゃってる始末。こんな筋書きは陳腐すぎる。自制心というものがあれば恥ずかしくて普通は書けない。

*1:かわりにそのあとの最終レースが大事故に

*2:おれ含む