与える者は恨まれる

JRAプレミアム(須田鷹雄の日常・非日常)
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=70345&log=20091110

須田鷹雄氏がJRAプレミアムは効果が薄く無駄であると述べている。現実に10億撒いてる以上、いまさらそんなこと言っちゃうのがいちばん足を引っ張っていると思うのだが笑。
始まった当初これは結構歓迎されたと思うんだけど。それは高すぎだろうと何だろうと控除率は絶対に触れないという常識が破られたからというのもあったはず。控除率を下げるという方向性にみんな期待したのだ。仮に、JRAプレミアムが最終的に該当レースの控除率0%を目指したとしたら、それ以外のレースの馬券を買うことがさすがに馬鹿みたいになるだろう。つまり、JRAプレミアムは控除率の聖域を崩す足がかりとなって、全体の控除率ダウンにだんだん広がっていく形がベストだった。
しかし、JRAプレミアムは2年目にして対象レースの縮小というヘタレっぷりをみせ、わずか数レースの控除率ダウンが個人の馬券収支に与える影響の小ささにも気づかれ、須田鷹雄氏にもつけこまれるありさまとなってしまった。要は中途半端にやってもなということで、不必要というのは乱暴だと思うけど。
同じようなことは実はほかにもある。例えばPATにおける各種のキャンペーン。誰も面白がってないJRAのCM。競馬場の意味不明なイベント。ファンサービスとして有効なものがどれだけあったのだろうか。これらのお金を集めて別の使い方を考えたら何だってできる。
とりあえず大勢に小銭配るよりは鋭い予想で界隈を盛り上げる回収率300%の人*1とかにいきなり2億支給とかの方が夢があっていいと思うなあ。

*1:とりおやこ先生でも可