ひとりごと

やめたり書いたりでだんだん自分でも何なのかよくわからくなってきたんですけど、みなさまお元気だったでしょうか。まあ前からそういうやつだったなぐらいで、またよろしくお願いいたします。あまりにも有名な話で恐縮ですけど、インターネッツの世界にはじめて予想を載せたのが10年前のマイルCSエアジハードが勝ったやつですね。まだ単枠指定とかあった頃です。気づけばそこからもう10年もたってしまったわけです。その間出たり入ったりいろいろなことがありましたが、お隠れになる方が多いなか予想は結構しつこく出し続けてた方だと思います。しかしながら、予想が当たりまくるというパターンに入ったことはついに無かった。
予想大会に参加して活躍したこともまあ皆無。象徴的なのは自分が主催の選手権で終始最下位だったことで、いまでもうなされます。それがどういうわけか、基本当たるみたいな状態になった時期があったのです。あまりにもそんな状態が続いたので、おれは神かと勘違いしてしまったぐらいです。半裸でした。いま思うと恥ずかしいことですが、そう思わない方がおかしいぐらい恵まれていたのです。
まあそれはただの若気の至りで問題じゃない。あれが思春期かと思えば仕方のないことです。しかしまずかったのは、それが永遠に続くことだと錯覚してしまったことです。おれはそこらの凡夫と違って長い間インターネッツで積みあげてきた。一歩一歩登ってきた結果としてついに頂点という名のゴールにたどり着いたのだと。その先に下り坂の帰り道が待っているとも知らず、どうせいつでも勝てるだろという慢心が、その一瞬の弛緩がおそろしい地獄を呼び込んだのです。
で、いまに至ると。いまじゃもう全身包帯です。普通に生きていれば誰にでも好調期というものが必ずやって来る。だからいいことが無いなんて嘆いてるうちは全然大丈夫です。それは温存だから。問題は、それが出たあと。エヴァ知ってる人だったら弐号機鳥葬のとこ思い浮かべて。好調期のあと絶対ああなるから。
大人になってそのことを知ったいま、幸せそうな人を見ると自分のことのように心がざわついてしまうのです。