ジャパンカップダート感想

力のある先行馬が揃い、外国馬が逃げ宣言で差し馬有利が予感されたなか、宝塚記念以来のG1制覇らしい佐藤哲は「外国馬はコーナーを回れないと思ったから無視して行った」とコメント。勝因はこれに尽きる。1番人気でこれをやってのけるのは勝負師だ。ここ最近のタナボタ行った行った決着とはひと味違う。
蒼井優の「まさかの末脚」がむなしく響き、柏木集保氏も涙目の秋G1戦線ですけど、そういう点ではマコトスパルビエロ安藤勝はわかってる。ブログとか巡回してるんじゃなかろうか。一方のヴァーミリアン武豊は「スムーズな競馬はできたが・・」と現実すら直視できない様子。もう引退してブルーコンコルドにでも乗りに行けばいい。
話戻って、佐藤哲は最内枠だとは思ってなかったからそういう調教はしてこなかったみたいなコメントもしてた。そんな秘密調教もあるんだなーと思った。佐藤哲はガチで競馬をしてる印象でとても好感が持てる。しがらみとか関係無さそうな顔だもんな。エスポワールシチー自体は血統が面白いよね。ダート最強馬生産みたいなね。
2着シルクメビウスは田中博でこんだけ活躍してるんだから、潜在能力は高い。3着ゴールデンチケットはダートで底見せてない。有力馬が多すぎて完全に盲点になった。無欲の差しが2着3着ということで、結果的にレースが破壊されるほどエスポが強かったんだなとわかる。地味ながらもめずらしくなかなかいいレースだったのではないでしょうか。